[13日 ロイター] - 原油先物価格は13日アジア市場序盤の取引で下落している。世界的に景気減速懸念が高まる中、米在庫統計で原油と石油製品の在庫が増加したことが背景。
0002GMT(日本時間午前9時2分)時点で北海ブレントは0.68ドル(0.7%)安の1バレル=98.81ドル。米WTIは0.72ドル(0.8%)安の同95.12ドルで、3カ月ぶり安値。
市場関係者によると、米石油協会(API)の7月8日までの週間在庫統計では原油在庫が約480万バレル、ガソリン在庫が300万バレル、留出油在庫が約330万バレル、それぞれ増加した。
中国の複数都市で新型コロナウイルスの行動規制が再開されていることも圧迫材料となった。