[東京 13日 ロイター] - 松野博一官房長官は13日午前の会見で、新型コロナウイルスの感染者数が全国的に増加しているが、現時点で「まん延防止等重点措置」などの適用による行動制限は「考えていない」と述べた。そのうえで、マスクの着用や手洗い、「3密」の回避や換気などの基本的な感染防止策の徹底を呼び掛けた。
国内の新型コロナの1日あたりの感染確認者数は、12日に7万人を超えるなど、全国的に増加傾向にある。松野長官は、今のところ、東京都や新規感染者数が過去最多を更新した自治体からまん延防止等重点措置の要請はないとした。