[東京 19日 ロイター] - 塩野義製薬は19日、新型コロナウイルス感染症に対する予防ワクチンについて、5歳から11歳の子どもを対象とした臨床試験を開始したと発表した。ワクチンを初回免疫(1・2回目)で接種した際の安全性および忍容性を評価し、用量の検討を行う。
子どもでも基礎疾患のある患者の場合は重症化するリスクが報告されているが、国内では低年齢層に接種可能なワクチンの選択肢は少なく、塩野義は同ワクチンの日本での承認申請に向け、複数の臨床試験の進捗や結果について厚生労働省などと協議を進めている。