[東京 22日 ロイター] - ホンダは21日、国内の四輪完成車工場で8月上旬に減産すると発表した。従来計画に対し、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で約3割、埼玉製作所の寄居工場(埼玉県寄居町)で約1割の減産を見込む。半導体不足や中国でのロックダウン(都市封鎖)による物流混乱などの影響が続いているため。減産の影響で納期も長期化している。
鈴鹿ではスポーツ多目的車(SUV)「ヴェゼル」や小型車「フィット」、軽自動車「Nシリーズ」など、寄居ではミニバン「ステップワゴン」などを生産。納期は18日時点で、ヴェゼルのハイブリッド車タイプは「半年以上」かかるとしているほか、Nシリーズの中の「N─BOX」が「半年程度」となっている。