[22日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は22日、国内でウイルス感染症「サル痘」の子どもの感染事例が初めて確認されたと発表した。患者は2人だが、双方に関連はなく、いずれも家庭内感染の可能性が高いという。
2人はカリフォルニア州の幼児と米国居住者でない乳児。いずれも経過は良好で治療を受けているという。
CDCの担当者は電話会見で、サル痘の小児例は驚くことではないと説明。ゲイやバイセクシャルなど、男性と性交渉を持つ男性のコミュニティー以外で「このウイルスが広がっているという証拠は今のところない」と述べた。