[3日 ロイター] - 米薬局チェーン大手・CVSヘルスは3日、新型コロナウイルス関連売上高の年間見通しを引き上げた。市販のコロナ検査の売り上げが今年、2倍以上に増加する見込みとした。これを受けて株価は6.3%上昇した。
年間の新型コロナワクチン接種見通しについても、追加接種への需要を反映して200万回引き上げ、2000万回とした。
第2・四半期の接種回数は全米で約600万回と、2021年第4・四半期の2000万回以上から大幅に減少した。
年間のコロナ関連売上高は30億ドルと予想。従来は3分の2減少すると見込んでいたが、より小幅な約3分の1減少に修正した。
第2・四半期の利益が市場予想を上回ったことを受け、年間の調整後1株利益見通しも従来の8.20─8.40ドルから8.40─8.60ドルに引き上げた。
一時項目を除いた第2・四半期の1株利益は2.40ドル。リフィニティブがまとめたアナリストの予想平均は2.17ドルだった。