オーストリア金融市場機構(FMA)の理事が、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)に対してこれまでより厳しい規制案を提出した。29日にコインテレグラフドイツ版が報じた。既存の法律を使った規制の実施を進め、将来的には仮想通貨を証券と同じように扱うべきといった発言も出た。
オーストリアの新聞「ディエ・プレッセ」の29日付の記事によると、FMAのクンプフミュラー氏は、仮想通貨は「将来的に証券と同じように扱われるべき」と発言。その上で証券と同じようにICOにも「限度額に応じて」義務を課すことを提案。FMAの理事会はこの限度額を200万ユーロ(約2億5800万円)と定めた。