木曜日のビットコインと主要仮想通貨の価格は静かな動きを見せている。香港証券取引所と香港証券先物委員会(SFC)は仮想通貨取引所に対して規制を緩和する「サンドボックス」の提案を検討しているとの報告がある。
ビットコインはビットフィネックス取引所で0.4%上昇を見せ6,362.5ドル。
イーサリアムは0.6%上昇し198.45ドル、ライトコインは比較的価格を上げて1.3%上昇し50.108ドルとなっている。 XRPもライトコイン同様1.2%の上昇を見せポロ二エックス取引所で0.45190ドル。
SFCのエグゼクティブ・チーフのアシュリー氏は木曜日に香港で行われたフィンテックカンファレンスにて、規制当局から仮想通貨取引所がどのように規制されるか「新しいアプローチ」を後日発表すると述べた。
私たちが規制をしたいと考えている取引所は、考えていない物とは別の設定を行うだろう。と彼は述べている。
「これは基本的に取引所とその他プラットフォーム管理者への介入を行い、厳格なサンドボックスの環境で枠組みを再構築するべく、まず調査する」とAlder氏は語る。
他のニュースでは、モルガンスタンレー(NYSE:MS)が仮想通貨を機関投資家のための資産クラスとして分類している事が報じられている。
仮想通貨資産の金額は過去2年で増加しており、ヘッジファンド、ベンチャー・キャピタル、プライベート・エクイティ・ファンドによって現在保管されている金額は71.1億ドルであるとモルガン・スタンレーは付け加えた。
投資銀行はまた、トレーダーがデジタル資産に投資する際の3つの重大な問題を指摘した。これは規制の不確実性、規制された保管ソリューションの欠如、そして現在の大規模な金融機関の不足になる。