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システム ディ Research Memo(12):成長投資のための内部留保の充実と安定配当の両立を基本方針とする

発行済 2020-07-17 16:12
更新済 2020-07-17 16:21
© Reuters.  システム ディ Research Memo(12):成長投資のための内部留保の充実と安定配当の両立を基本方針とする
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■株主還元策システム ディ (T:3804)は株主還元について配当によることを基本とし、配当金については成長のための内部留保の充実と安定配当を両立できるよう決定するとしており、配当性向などの水準については特に明示していない。

2020年10月期の1株当たり配当金については、前期比横ばいの10.0円(配当性向15.5%)を予定している。

市場ニーズや競争環境の変化に対応するための投資と安定配当の両立を重視しているためだが、前期同様、業績が好調に推移し配当性向が一段と低下するようであれば見直す可能性もあると弊社では考えている。

■情報セキュリティISMSやプライバシーマークの認証を取得済み。

社員教育にも注力同社の製品(業務支援ソフトウェア)においてはセキュリティもまた重要なセールスポイントであるのは言うまでもない。

また、クラウドサービスを提供する事業者としても同様だ。

そうした同社は、当然ながら、自社に対するサイバー攻撃や個人情報等の社外流出などの情報セキュリティについては、最大かつ細心の注意をもって臨んでいる。

具体的には、ISO(国際標準化機構)が規定するISMS(情報セキュリティマネジメント)認証(ISO27001)や、個人情報に関する国内の代表的な規格であるプライバシーマーク®を指針として社内体制を構築し、それらの認証取得を完了している。

また、社員の教育・啓発活動にも継続的に取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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