米証券取引委員会(SEC)は近く、仮想通貨を含む証券ベースのスワップの規制と登録に関する新たなルールを発行する可能性があるという。
SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は米国弁護士協会のデリバティブ・先物法委員会での講演で、来年以降の証券ベース・スワップへの変更点を説明した。この変更は、市場の透明性を高め、リスクを低減することを目的としているという。11月に施行される新しい要件には、取引相手の保護、資本と証拠金の要件、内部リスク管理、監督とチーフ・コンプライアンス・オフィサー、取引の承認と確認、記録管理と報告の手続きなどが含まれる。また、来年2月からは、スワップデータ保管機関が個々の取引に関するデータを一般に開示することが求められる。