[モスクワ 16日 ロイター] - ウクライナ侵攻に兵士を派遣しているロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏は16日、東方正教会の復活祭(イースター)にあたり、捕虜交換で少なくとも100人のウクライナ人捕虜を同国部隊に帰還させたとの動画を投稿した。
プレスサービスを通じてテレグラムに投稿された動画には、プリゴジン氏が「全員に支度をさせよ。食料と水を与え、負傷者を確認せよ」などと指示する様子と、その後ウクライナの捕虜らにイースターの捕虜交換で自国部隊に戻すと伝えられる場面が映っている。
ウクライナのイエルマーク大統領府長官は、「素晴らしい復活祭の捕虜交換」により、同国の戦争捕虜130人が解放され、帰国したと述べた。一方、交換で帰国させたロシア人捕虜の数は不明。
*動画を付けて再送します。