[アムステルダム 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は22日、ECBが2月と3月の理事会で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、その後も数カ月にわたり利上げを継続するとの見通しを示した。オランダの放送局・WNLのインタビューで述べた。
総裁は「2月と3月に0.5%の利上げを行い、それで終わりではなく、5月と6月にも追加措置を取ると想定すべき」と語った。
イタリア紙・スタンパが22日に掲載した別のインタビューでは、ECBが夏までに利上げペースを減速できるか判断するのは「時期尚早」との見方を示した。
「ある時点で当然、インフレ見通しを巡るリスクはより均衡する」とし「その時には、例えば50bpから25bpへとさらに縮小することも可能になるだろう。しかし、そこにはまだ遠い」と述べた。