[マドリード 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は22日、ECBはインフレに対処するために7月に追加利上げを行う必要があるが、その後の道筋は不透明との見解を示した。
北部サンタンデールで開催された金融イベントで述べた。
「先週ECBが発表した見通しの中心シナリオが実現すれば、7月にも0.25%の引き上げが必要になるだろうが、それ以降を見通すのは適切ではない」と指摘。「不確実性が高い。データ、特にインフレ見通しの総合的な評価、インフレ基調の動向に応じて引き続き決定する」と述べた。