以下は、フィスコソーシャルレポーターの相場観察男氏(ブログ「相場観察チラシの裏」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年2月6日12時に執筆
現在のビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)、リップル(XRP)をテクニカルで分析していきたいと思います。
■仮想通貨のトレード材料
・テザー(Tether)疑惑:ネガティブ
アメリカ最大の取引所であるビットフィネックス(Bitfinex)と、仮想通貨テザー(USDT)を発行する会社・テザー社に対し、米国商品先物取引委員会(CFTC)が召喚状を送付。
仮想通貨テザーはドルとの1:1の交換比率を維持(つまり、テザーの総発行数と同じ米ドルを保有)するとしていますが、テザーを発行する度、ビットコイン(Bitcoin)を購入しているのではないか?との疑惑が持ち上がっています。
両者の株主は共通しています。
・金融当局、政府関係者による規制観測:ネガティブ
先週、インド政府が仮想通貨取引を禁止することを検討しているという報道が流れましたが、正確には『金融犯罪や違法行為における仮想通貨の使用を禁止すると言っているだけであり、仮想通貨全般の禁止ではない』との事。
その他、中国、韓国、欧州の規制当局などの動きも要注意。
特に、欧州では欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が『仮想通貨に起因する金融安定リスクの洗い出しを進めている』と発言。
・コインチェック問題:ネガティブ
コインチェックから580億円分のネム(NEM)流出問題が継続中。
一部韓国の情報機関によると、コインチェックへのハッキングに、北朝鮮のハッカーが関与した可能性も指摘されています。
■ビットコイン(Bitcoin)のトレード戦略
ビットコイン(Bitcoin)の現在価格ですが、連日のネガティブ材料の発覚により、700,000円 / BTC近辺までの調整を余儀なくされています。
7月16日日足 安値 203,032円 / BTC
12月7日日足 高値 2,400,000円 / BTC
この差は、2,196,968円 / BTC。
フィボナッチ指数の78.6%戻しの水準である670,000円 / BTC台が次の防衛ポイントとなります。
ビットコイン(Bitcoin)に関しては、様子見姿勢が無難かと思います。
■イーサリアム(ETH)のトレード戦略
イーサリアム(ETH)は、フィボナッチ指数61.8%戻しの水準である92,000円 / ETH台をこの週末に突破され、下げ足を早めています。
11月12日日足 安値 33,901円 / ETH
1月10日日足 高値 186,009円 / ETH
この差は、152,108円 / BTC。
次のサポート帯は、フィボナッチ指数の78.6%戻しの水準である66,000円 / ETH、11月12日の安値と11月21日の安値を結んだトレンドラインがサポート帯として考えられます。
イーサリアム(ETH)に関しても、様子見姿勢が無難かと思います。
■リップル(XRP)のトレード戦略
リップル(XRP)は、週末に100円 / XRP台の攻防を見せたものの、現時点では68円 / XRP台と、完全にチャートは崩壊。
二等辺三角形状態となっています。
リップル(XRP)に関しては、各国の金融機関等の実証実験など、材料自体は豊富にありますが、どちらかと言うと仮想通貨のXRPというよりも、リップルネットワークに絡んだ材料の方が多い状態。
下値が固まるまでは手出し無用ではないでしょうか?
■モナコイン(MONA)のトレード戦略
モナコイン(MONA)は、350円 / MONA台。
前回記事でも書いた通り、2ヶ月間で300円 / MONA台→2,400円 / MONA台→300円 / MONA台と、行って来いの状態となっています。
最後の抵抗帯は、2017年10月〜11月に揉みながら滞在した280円 / MONA台。
ここを下抜けると、昨年10月以降の上昇分が帳消しとなります。
毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。
「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:相場観察男
ブログ名:相場観察チラシの裏
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※2018年2月6日12時に執筆
現在のビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)、リップル(XRP)をテクニカルで分析していきたいと思います。
■仮想通貨のトレード材料
・テザー(Tether)疑惑:ネガティブ
アメリカ最大の取引所であるビットフィネックス(Bitfinex)と、仮想通貨テザー(USDT)を発行する会社・テザー社に対し、米国商品先物取引委員会(CFTC)が召喚状を送付。
仮想通貨テザーはドルとの1:1の交換比率を維持(つまり、テザーの総発行数と同じ米ドルを保有)するとしていますが、テザーを発行する度、ビットコイン(Bitcoin)を購入しているのではないか?との疑惑が持ち上がっています。
両者の株主は共通しています。
・金融当局、政府関係者による規制観測:ネガティブ
先週、インド政府が仮想通貨取引を禁止することを検討しているという報道が流れましたが、正確には『金融犯罪や違法行為における仮想通貨の使用を禁止すると言っているだけであり、仮想通貨全般の禁止ではない』との事。
その他、中国、韓国、欧州の規制当局などの動きも要注意。
特に、欧州では欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が『仮想通貨に起因する金融安定リスクの洗い出しを進めている』と発言。
・コインチェック問題:ネガティブ
コインチェックから580億円分のネム(NEM)流出問題が継続中。
一部韓国の情報機関によると、コインチェックへのハッキングに、北朝鮮のハッカーが関与した可能性も指摘されています。
■ビットコイン(Bitcoin)のトレード戦略
ビットコイン(Bitcoin)の現在価格ですが、連日のネガティブ材料の発覚により、700,000円 / BTC近辺までの調整を余儀なくされています。
7月16日日足 安値 203,032円 / BTC
12月7日日足 高値 2,400,000円 / BTC
この差は、2,196,968円 / BTC。
フィボナッチ指数の78.6%戻しの水準である670,000円 / BTC台が次の防衛ポイントとなります。
ビットコイン(Bitcoin)に関しては、様子見姿勢が無難かと思います。
■イーサリアム(ETH)のトレード戦略
イーサリアム(ETH)は、フィボナッチ指数61.8%戻しの水準である92,000円 / ETH台をこの週末に突破され、下げ足を早めています。
11月12日日足 安値 33,901円 / ETH
1月10日日足 高値 186,009円 / ETH
この差は、152,108円 / BTC。
次のサポート帯は、フィボナッチ指数の78.6%戻しの水準である66,000円 / ETH、11月12日の安値と11月21日の安値を結んだトレンドラインがサポート帯として考えられます。
イーサリアム(ETH)に関しても、様子見姿勢が無難かと思います。
■リップル(XRP)のトレード戦略
リップル(XRP)は、週末に100円 / XRP台の攻防を見せたものの、現時点では68円 / XRP台と、完全にチャートは崩壊。
二等辺三角形状態となっています。
リップル(XRP)に関しては、各国の金融機関等の実証実験など、材料自体は豊富にありますが、どちらかと言うと仮想通貨のXRPというよりも、リップルネットワークに絡んだ材料の方が多い状態。
下値が固まるまでは手出し無用ではないでしょうか?
■モナコイン(MONA)のトレード戦略
モナコイン(MONA)は、350円 / MONA台。
前回記事でも書いた通り、2ヶ月間で300円 / MONA台→2,400円 / MONA台→300円 / MONA台と、行って来いの状態となっています。
最後の抵抗帯は、2017年10月〜11月に揉みながら滞在した280円 / MONA台。
ここを下抜けると、昨年10月以降の上昇分が帳消しとなります。
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「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:相場観察男
ブログ名:相場観察チラシの裏