ミシガン州ロックフォード - 靴類およびアパレル企業のWolverine World Wide, Inc. (NYSE:WWW)は、予想を上回る第3四半期決算を発表し、通期見通しを引き上げたことを受け、株価が5.9%上昇しました。
同社の調整後1株当たり利益は0.29ドルとなり、アナリスト予想の0.21ドルを上回りました。売上高は4億4,020万ドルで、4億2,095万ドルの予想を上回りました。
Wolverine World Wideの継続事業の売上高（売却したブランドを除く）は、前年同期比7%減の4億4,010万ドルとなりました。しかし、主要ブランドでは好調が見られ、Merrellの売上高が1.4%増、Sweaty Bettyが3%増となりました。
Chris Hufnagel社長兼CEOは次のように述べています。「第3四半期は、予想を上回る売上高と利益を達成しました。MerrellとSauconyが予想を上回る業績を示し、将来に向けた当社の転換と変革計画の進展を続けています。」
粗利益率は大幅に改善し、前年同期比450ベーシスポイント増の45.3%となりました。これはサプライチェーンコストの低下と、在庫処分品の販売減少によるものです。
今後の見通しについて、Wolverineは通期予想を引き上げ、調整後EPSを0.80-0.90ドル、売上高を17億3,000万-17億4,500万ドルと予想しています。これは以前の予想である0.75-0.85ドルのEPSと17億1,000万-17億3,000万ドルの売上高を上回っています。
また、同社は在庫削減でも進展を見せ、四半期末の在庫水準は前年同期比49.4%減の2億8,550万ドルとなりました。
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