ワシントン - 地中海風ファストカジュアルレストランチェーンのCAVA Group, Inc. (NYSE:CAVA)は火曜日の時間外取引で株価が15%急騰した。これは、同社の第3四半期決算がウォール街の予想を大きく上回ったことを受けてのものだ。
同社の調整後1株当たり利益は0.15ドルとなり、アナリスト予想の0.07ドルを大幅に上回った。第3四半期の売上高は2億4,150万ドルで、コンセンサス予想の2億1,279万ドルを大きく上回り、前年同期の1億7,380万ドルから39%増加した。
CAVAの好調な業績は、既存店売上高の18.1%増（来店客数12.9%増を含む）に牽引された。同社は当四半期中に11店舗（純増）を新規出店し、総店舗数は352店舗となった。
CAVAの共同創業者兼CEOであるBrett Schulman氏は、「第3四半期の業績は、当社の地中海料理というカテゴリーを定義するブランドの強さと、独自の価値提案の幅広い訴求力を示しています」とコメントした。
人件費の上昇やグリルステーキの導入に関連する費用増にもかかわらず、同社のレストランレベルの利益率は前年の25.1%から25.6%に拡大した。
好調な業績を受けて、CAVAは2024年通期の業績予想を引き上げた。既存店売上高成長率は、従来の8.5%～9.5%から12%～13%に上方修正された。
CAVAのデジタル売上高比率は当四半期で35.8%となり、オンライン注文チャネルの重要性が高まっていることが浮き彫りとなった。
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