皆さん、こんにちは。
フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。
今週は、高金利通貨、南アフリカの通貨であるランドについてのレポートをご紹介します。
先週の南アランド円は上昇しましたね。
テクニカルマイスターでは、『格付け会社ムーディーズが格付けの発表を見送ったことが好感されて南アランドは買戻しが継続した。
2月鉱業生産は前年比7.5%減少し、製造業生産の伸びは0.6%にとどまった』と伝えています。
今週の南アランド円の動向については、『底堅く推移しそうだ』と結論付けており、その背景について、『格付け会社S&Pは南アフリカに対して、今の経済状況では、ジャンク級の格付けからの脱出は厳しいとの見解を示した。
ただ、総選挙で与党・アフリカ民族会議(ANC)が勝利し、このまま改革が進めば、南アフリカへの投資増加が見込まれるとしている』と説明しています。
『5月8日の総選挙でラマポーザ現政権が勝利となれば、格上げへの見込みが強まりそうだ』との見解です。
南アフリカ経済にとって国営電力会社エスコムの債務問題が重しとなっているほか、IMFの世界成長見通し鈍化も『南アランドの上値を圧迫しそうだ』と考察しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月15日付「南アランド円相場、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子