7日に発表される6月の米ADP雇用統計は、8日発表の6月米雇用統計の先行指標になるとみられている。
6月のADP雇用統計では、民間部門の雇用者数が前月比+16.0万人と予想されており、雇用者数は5月実績の前月比+17.3万人をやや下回ると予想されている。
ただし、市場関係者の多くは15万人程度の雇用増でも労働市場の穏やかな改善が続いていることに変わりないと考えている。
6月のADP雇用統計が市場予想とおおむね一致すれば、8日に発表される6月の米雇用統計に対する期待は高まりそうだ。
米長期金利はやや上昇し、ドルは主要通貨に対して底堅い動きを見せる可能性がある。