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プロネクサス Research Memo(5):アジアビジネスやデータベース事業を強化

発行済 2015-06-16 17:13
更新済 2015-06-16 17:33
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■成長戦略 (2)新規マーケットの開拓と事業領域の拡大 現在同社は、台湾を始めとしたアジアビジネスの拡大に注力している。
プロネクサス (TOKYO:7893)は、2001年に新規事業としてデータベース関連事業を開始し、2011年には台湾に拠点を開設してデータベース事業のアジア展開を推進してきた。
アジアビジネスの更なる拡大を図るため、2014年8月に台湾(台北)に100%子会社を設立し、現地企業(SABC社)からの事業譲渡により、日系企業向けBPO事業を立ち上げた。
SABC社から承継した事業は、日系企業向けにハード(オフィス)、ソフト(事務代行、コンサル)をワンストップで提供するものである。
今後は、現地でのIT支援や台湾以外のアジア地域への進出支援のほか、従来のデータベースにかかるマーケティング活動などを手掛けていく計画である。
足元では千葉興業銀行 (TOKYO:8337)、フィデアホールディングス(北都銀行、荘内銀行) (TOKYO:8713)、北越銀行 (TOKYO:8325)など地銀各行と、海外進出サポート体制における業務提携を相次いで発表している。
現段階における収益貢献は大きくないが、今後数年をかけて育成する方針。
地銀各行との提携の下全国の中堅企業をターゲットに、台湾の他、アジア各国(中国、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン)への進出もサポートする計画である。
今後もM&Aを視野に入れながら、同社の持つ顧客基盤やノウハウ、データベースなど、既存事業とのシナジー効果が期待できる分野を中心に事業領域の拡大を目指す方針である。
(執筆:フィスコアナリスト)

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