こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
7/9付の「DailyOutlook」では、ドルベースの株価指数について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『海外投資家の立場になってパフォーマンスを考える場合、ドルベースの株価指数は重要な指標となる』と伝えています。
続けて、円ベースの日経平均は未だ4月25日の年初来高値(22,307円)を超えていないことを挙げながら、『ドルベースでは4月26日につけた年初来高値(199.32ドル)を6月20日に更新。
7月に入って2018年10月22日以来の200ドル超えとなった。
ドルベースのTOPIXも3月26日の年初来高値(14.69ドル)を7月4日に上へ抜けた。
テクニカル的に日経平均は213.33ドル(2018/10/2)、TOPIXは16.14ドル(2018/9/25)が次のターゲットになろう』と分析しています。
さらに、『海外投資家は2018年10月第2週から2019年6月第4週までの間、現物・先物合算で8.38兆円も日本株を売り越してきた。
しかし、FRB、ECB(欧州中央銀行)が緩和的な金融政策姿勢を示していること、また米中通商摩擦への懸念が以前より後退していることは、当事国の株価に限らず、日本株にとっても追い風である。
となると、ドルベース株価指数の年初来高値更新をきっかけに、彼らが買い姿勢へ転じる可能性は十分に考えられるところではないだろうか』とまとめています。
最後にレポートでは、『ドルベースの日経平均とTOPIXの推移』を紹介しています。
詳しくは7/9付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜