[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した8月の鉱工業生産指数は前月比0.7%上昇、前年比では7.2%低下となり、市場予想通り前月比伸び率は急速に鈍化した。資本財の生産急減を耐久消費財の増産が一部補った。
ロイターが集計したエコノミストの予想は前月比0.8%上昇、前年比7.2%低下だった。7月は前月比4.1%上昇、前年比7.7%低下だった。
資本財の生産は前月比1.6%減、前年比では13.2%減と大幅に縮小した。
一方、耐久消費財は前月比6.8%増、前年4.3%増。前年比で唯一増加したカテゴリーとなった。
域内最大の経済大国ドイツは前年比11.2%減。2位のフランスも7.3%減だった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201014T094902+0000