サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

機械受注、4月は前月比+0.6% 製造業がしっかり

発行済 2021-06-16 09:23
更新済 2021-06-16 09:36

[東京 16日 ロイター] - 内閣府が16日発表した4月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比0.6%増の8029億円だった。2カ月連続で増加したものの、市場予測(2.7%増)は下回った。

内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置いた。月次では下げ止まりの動きもあるが、3カ月移動平均はマイナスとなっており、判断の変更については「もう少し様子をみたい」(担当者)としている。

製造業は前月比10.9%増の3796億円。4カ月ぶりに増加し、しっかりと持ち直しの動きが表れている。「電気機械」で総合電機メーカーで半導体製造装置を購入する動きがみられたほか、「自動車・同付属品」で国内外の需要が増加傾向にあるという。

非製造業(除く船舶・電力)は同11.0%減の4119億円だった。前月に「運輸・郵便業」の鉄道車両で大型案件があった反動が出たかたちだが、全体的に「まだ弱さがみられる」(担当者)という。

外需は前月比46.2%増の1兆2175億円だった。半導体製造装置の動きがしっかりしていたという。

機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。

*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/menu_juchu.html

※過去の関連記事は[JPMORD=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。

(杉山健太郎)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます