[11日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6632.82(+65.46)
前営業日終値 6567.36(‐30.01)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9180.74(+171.42)
前営業日終値 9009.32(‐29.65)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4197.70(+49.89)
前営業日終値 4147.81(‐2.02)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が65.46ポイント(
1.0%)高の6632.82と反発して取引を終えた。ウクライナ情勢をめぐる緊張が
和らぐとの見方が広まり、前営業日まで続いていた3日連続の下落に歯止めがかかった。
ロシア国防省は8日、ロシア南部で実施していた大規模な軍事演習が終了したと発表
した。
これに対して北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は11日、ロシア
がウクライナ東部に軍事介入する可能性は高いとの見方を示し、ロシア軍にウクライナ国
境地帯からの撤収の気配がないと指摘した。ただ、この発言に対する市場の目立った反応
はなかった。
CMCマーケッツのシニア市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「制裁による
悪影響がまだあり、祝福するには早い」としながらも「どんな緊張緩和の兆しも安値買い
の機会につながる」と分析する。
より広い銘柄で構成し、中型株を含むFTSE350種指数 .FTLC も1.06%高
となった。構成銘柄のうち中型株の化学製品メーカー・シンソマー SYNTS.L は8.3%
上昇。中間配当の引き上げが支援材料となった。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。ロシアがすぐにウクライナに派兵するこ
とはないとして買い安心感が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は17.37ポイント(1.33%
)高の1323.12で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は
40.73ポイント(1.35%)高の3047.56だった。ドイツのクセトラDAX
指数 .GDAXI は1.90%高となった。
ただ、ウクライナ情勢は先行き不透明で、相場は脆弱な状態が続く。ウクライナ軍が
東部ドネツクを親ロシア派から奪還する準備を進める中、オバマ米大統領はドイツのメル
ケル首相と会談し、「人道的支援」名目であってもウクライナへのロシアの介入を認めな
い方針で一致している。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6632.82(+65.46)
前営業日終値 6567.36(‐30.01)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9180.74(+171.42)
前営業日終値 9009.32(‐29.65)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4197.70(+49.89)
前営業日終値 4147.81(‐2.02)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が65.46ポイント(
1.0%)高の6632.82と反発して取引を終えた。ウクライナ情勢をめぐる緊張が
和らぐとの見方が広まり、前営業日まで続いていた3日連続の下落に歯止めがかかった。
ロシア国防省は8日、ロシア南部で実施していた大規模な軍事演習が終了したと発表
した。
これに対して北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は11日、ロシア
がウクライナ東部に軍事介入する可能性は高いとの見方を示し、ロシア軍にウクライナ国
境地帯からの撤収の気配がないと指摘した。ただ、この発言に対する市場の目立った反応
はなかった。
CMCマーケッツのシニア市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「制裁による
悪影響がまだあり、祝福するには早い」としながらも「どんな緊張緩和の兆しも安値買い
の機会につながる」と分析する。
より広い銘柄で構成し、中型株を含むFTSE350種指数 .FTLC も1.06%高
となった。構成銘柄のうち中型株の化学製品メーカー・シンソマー SYNTS.L は8.3%
上昇。中間配当の引き上げが支援材料となった。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。ロシアがすぐにウクライナに派兵するこ
とはないとして買い安心感が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は17.37ポイント(1.33%
)高の1323.12で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は
40.73ポイント(1.35%)高の3047.56だった。ドイツのクセトラDAX
指数 .GDAXI は1.90%高となった。
ただ、ウクライナ情勢は先行き不透明で、相場は脆弱な状態が続く。ウクライナ軍が
東部ドネツクを親ロシア派から奪還する準備を進める中、オバマ米大統領はドイツのメル
ケル首相と会談し、「人道的支援」名目であってもウクライナへのロシアの介入を認めな
い方針で一致している。