[フランクフルト 7日 ロイター] - 調査会社センティックスが7日発表した3月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス7.0で、前月の16.6から急低下し、2020年11月以来の低水準となった。
ロイターがまとめた市場予想は5.3だった。ロシアのウクライナ侵攻と世界経済への影響が懸念されている。
期待指数はマイナス20.8と、前月の14.0から急低下。約10年ぶりの低水準となった。下げ幅は20年前の調査開始以降で最大だった。
現況指数は7.8で、前月の19.3から低下した。
同社は、ユーロ圏がウクライナ危機で劇的な打撃を受けていると指摘。特に東欧が影響を受けているとした。米経済も、ユーロ圏ほどではないが、打撃を受けているという。
調査は1216人の投資家を対象に3月3─5日に実施した。