[ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が4日発表した3月のユーロ圏小売売上高は前月比0.4%減少した。市場予想(0.1%減)を上回る減少となり、ロシアのウクライナ侵攻やインフレ高進が消費者マインドを冷やしていることを示した。
前年比では0.8%増で、市場予想(1.4%増)を下回った。
前月比で最も落ち込んだのはインターネットなどの通販で4.3%減。前年比でも13.2%減少した。
自動車燃料の販売は前月比で2.9%減少したものの、前年比では8.3%増加した。食品・飲料・たばこは前月比0.8%増、前年比2.5%減だった。