[23日 ロイター] - 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは、経済が1カ月前の予想よりも悪化しているとして、四半期予想を下方修正した。時間外取引で同社の株価は31%急落した。
有価証券報告書で「(4月下旬以降)マクロ経済環境は予想より早いペースで一段と悪化している。このため、売上高と調整後利払い・税・償却前利益(EBITDA)が当社の第2・四半期のガイダンスのレンジ下限を下回る可能性が高い」と述べた。
エバン・シュピーゲル最高経営責任者(CEO)は、従業員向けの文書で、今年の人材採用のペースは鈍化するとし、「多くの企業同様、引き続きインフレの進行、金利上昇、供給制約、労働市場の混乱、プラットフォームポリシーの変更、ウクライナ戦争などに直面している」指摘した。
予定していた一部の雇用は来年に先送りするが、依然として年内に500人以上を雇用する計画という。