[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁は22日、7月の欧州連合(EU)域外向け輸出が前月比7.6%減少したと発表した。減少は4カ月ぶり。
輸出先別では米国向けが前年比14.9%増。中国向けが同6.1%増。ロシア向けは同56.0%減だった。
ロイターが先週入手したIW経済研究所の報告書は、ドイツ経済の対中依存度が今年上半期に急激に高まったとしている。
ドイツ経済は第2・四半期に停滞。リントナー財務相は今月、経済状況が悪化しており、先行きは脆弱と述べた。
19日発表の7月の生産者物価指数(PPI)はウクライナ戦争を受けたエネルギー価格高騰で前年比、前月比ともに統計開始以来最大の伸びを記録した。