[22日 ロイター] - 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の調査によると、期間30年の住宅ローン固定金利が22日に6.29%に上昇し、2008年以来の高水準に達した。
前週は平均6.02%、1年前は2.88%だった。
米連邦準備理事会(FRB)は20─21日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.00─3.25%とした。0.75%ポイントの利上げは3回連続。
フレディマックのチーフエコノミストであるサム・カター氏は声明で「10年国債利回りが11年以来の水準に急上昇したのに続き、住宅ローン金利の上昇も続き、住宅市場は引き続き逆風に直面している」と指摘。「金利上昇の影響を受け、住宅価格は弱含み、住宅販売も減少している。しかし販売物件は依然として通常の水準を大きく下回っている」と述べた。