サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

独IFO業況指数、9月は20年5月以来の低水準 冬にも景気後退

発行済 2022-09-26 17:41
更新済 2022-09-26 19:27
© Reuters.  独IFO経済研究所が26日発表した9月の業況指数は84.3と、予想以上に悪化した。写真は2019年2月、ドイツ・ラシュタットの工場で撮影(2022年 ロイター/Kai Pfaffenb

[ベルリン 26日 ロイター] - 独IFO経済研究所が26日発表した9月の業況指数は84.3と、予想以上に悪化し、2020年5月以来の低水準に落ち込んだ。エネルギー価格の高騰が引き続き事業活動の重しとなった。

ロイターがまとめた市場予想は87.0。8月改定値は88.6だった。

4部門全てが落ち込み、IFOはドイツ経済がリセッション(景気後退)に向かっていると指摘した。

© Reuters.  独IFO経済研究所が26日発表した9月の業況指数は84.3と、予想以上に悪化した。写真は2019年2月、ドイツ・ラシュタットの工場で撮影(2022年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

IFOののエコノミストで調査主幹のクラウス・ボールラーベ氏によると、エネルギー集約型産業は特に今後数カ月間について悲観的で、3分の2近くの企業が供給ボトルネックを懸念。「物価期待は再び上昇し、2社に1社以上が値上げを発表している」という。

コメルツ銀行のエコノミスト、ヨーク・クレーマー氏は、極めて高水準のエネルギー輸入コストが響いており、「冬半期の景気後退をこれまで以上に示唆」していると指摘。「エネルギー価格ショックは消費者の購買力を低下させ、多くの企業にとって生産の採算が合わなくなる原因となっている」と述べた。

経済協力開発機構(OECD)は26日、ドイツ経済が来年0.7%縮小すると予測し、6月時点の1.7%拡大予測から下方修正した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます