サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

米住宅着工、10月は4.2%減 住宅ローン金利の高騰が重し

発行済 2022-11-18 00:15
更新済 2022-11-18 02:54
© Reuters. 米商務省が17日発表した10月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.2%減の142万5000戸となった。2021年5月撮影(2022年 ロイター/Octavio Jones)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米商務省が17日発表した10月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.2%減の142万5000戸となった。一戸建て住宅が約2年半ぶりの低水準に落ち込んだ。住宅ローン金利の高騰を背景に住宅市場は低迷している。市場予想は141万戸だった。

9月の着工件数は前回発表の143万9000戸から148万8000戸に上方改定された。

10月の前年同月比は8.8%減だった。

住宅市場の大半を占める一戸建て住宅の着工件数は6.1%減の85万5000戸で2020年5月以来の低水準となった。4地域全てで減少した。

5戸以上の集合住宅の着工件数は0.5%減の55万6000戸だた。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、期間30年の住宅ローン固定金利の平均は7%を上回り、2002年以来の高水準となっている。

© Reuters. 米商務省が17日発表した10月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.2%減の142万5000戸となった。2021年5月撮影(2022年 ロイター/Octavio Jones)

10月の着工許可件数は2.4%減の152万6000戸。一戸建てが3.6%減の83万9000戸、集合住宅が1.9%減の63万3000戸だった。

今回の結果は、需要が鈍化しても供給はタイトな状態が続くことを示唆しており、住宅価格の全面的な下落は起こりにくくなる可能性がある。

LPLファイナンシャル(ノースカロライナ州)のチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「借入コストの上昇と住宅建設業者の建設手控えにより、住宅着工が2019年の水準より冷え込めば、短期的には全国の住宅不足が深刻化する可能性がある」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます