[ベルリン 21日 ロイター] - ドイツのハーベック経済・気候保護相は21日、再生可能エネルギーへの投資に国家保証を導入することを検討していると明らかにした。再生可能エネルギー業界代表との会合後、記者会見で語った。
ドイツは、2030年までに電力の80%を再生可能エネルギーによる発電で賄うことを目標としているが、主にアジアからの輸入部品に大きく依存している。
ハーベック氏は、国の支援には再生可能エネルギー生産に対する買い取り保証が含まれる可能性があると述べた。また、こうした保証によってプロジェクトの許可に関する不透明感をある程度克服することができると付け加えた。
欧州レベルでは、独政府は再生可能エネルギー部品の二酸化炭素(CO2)排出量などの持続可能性基準を導入し、国内生産を支援することも協議しているという。