[モスクワ 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した8月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.7と、前月の52.1から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。
新規受注が拡大した。ただルーブル安でインフレ圧力が高まった。
好不況の分かれ目となる50を16カ月連続で上回った。
新規受注の増加ペースは3カ月ぶりの高水準。関連サブ指数は52.3から54.1に上昇した。
投入コストの上昇ペースは17カ月ぶりの高水準。産出価格の上昇率も約1年ぶりの高水準となった。
新規受注の増加を受けて人員は拡大。ただ人手不足と離職で全体の雇用創出ペースは9カ月ぶりの低水準だった。