[ヨハネスブルク 1日 ロイター] - アブサが1日発表した8月の南アフリカ製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は49.7と前月の47.3から上昇したものの、経済活動の拡大・縮小の分かれ目である50を7カ月連続で割り込んだ。ただ、縮小ペースは鈍化した。
ケープタウンで行われたミニバスタクシーのストにより、出社できない労働者が多数発生した。
経済活動を示すサブ指数は約12ポイントの大幅上昇で、前月の約11ポイント低下を相殺。ただ50の水準にあり、生産は前月から横這いとなった。
アブサは8月の生産について、計画停電やタクシーのストなどが圧迫要因となったと指摘。「複数の製造業設備がスト関連の欠勤で影響を受けたことを示す事象が見られた」と指摘した。