[5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した8月のロシアのサービス業購買担当者景気指数(PMI)は57.6と、前月の54.0から上昇し、好不況の分かれ目となる50を7カ月連続で上回った。
2020年7月以来最大となった新規受注の伸びが生産を押し上げ、5カ月ぶりの大幅な伸びとなった。
S&Pグローバルは「8月は生産拡大が加速するなど、ロシアサービス部門の需要環境改善が数字で示された。企業活動は全般に大きく伸びており、過去3年超で最速となっている新規受注の伸びが支えている」と指摘した。
受注の伸びは国内の顧客需要がけん引したが、新規輸出ビジネスも伸びたという。
8月の新規受注のサブ指数は58.1と、前月の53.4から上昇した。
今後1年の企業信頼感は21年9月以来で最高となった。