最新ニュース
0

FRB議事要旨を前に株価は上昇、原油価格は再び50ドルへ

jp.investing.com/analysis/article-200196426
FRB議事要旨を前に株価は上昇、原油価格は再び50ドルへ
執筆: ピンカス コーエン   |  2019年01月10日 21:20
保存されました。保存したアイテムを参照してください。
この記事はすでにあなたの保存したアイテムに保存されています
 
  • 米指数先物と欧州株はアジア株をさらに上昇させた
  • 原油価格は17ヶ月ぶりに反発しており、8営業日続伸である
  • FOMC議事要旨を前に、米国債利回りは上昇し、ドルは下落
  • ラッセル2000はネガティブな兆候を示す

キーとなる出来事

欧州株とS&P 500ダウ平均株価ナスダックなどの米指数先物は、午前の取引で上昇し、それによりアジア株も上昇した。これは、米中間での通商協議に楽観的な投資家がリスク選好を高めたことが要因である。

米国指数先物は4営業日続伸であり、11月以来で最長である。ドナルド・トランプ米大統領が「国境の壁」について言及した演説は、FRBの金融引き締め政策と米中通商協議の進展と比べて市場へ与える影響はほとんどなかった。ジェローム・パウエルFRB議長がハト派に転じたことで、投資家は市場に対して楽観的な見方をしている。そして、金曜日に発表された雇用統計が好調であったことによって、投資家は楽観的な見方をさらに強めることとなった。

米中貿易問題の進展によって自動車メーカーや炭鉱業者など輸出関連株が上昇し、ストックス欧州600は上昇した。

中国人民銀行(PBoC)が預金準備率を引き下げて流動性を提供したことにより、中国株への需要は高まった。結果、香港のハンセン指数は2.27%高となった。テンセント・ホールディングス(HK:0700)は3.8%高となり、同指数を牽引した。野村証券による目標株価の引き上げを受けて、中国移動通信(HK:0941)は1.72%高となった。

中国移動通信は高いシェアを確保しており、中国における5Gネットワークの普及から多大な利益を得られるとの予想を野村証券は示した。また、野村証券アナリストは同社の健全なバランスシートを引き合いにだした。

しかし、中国本土の上海総合指数は0.71%の上昇でアンダーパフォームであった。

世界の金融情勢

昨日の米国株式市場では、FRBのハト派化と通商協議の進展によって株価は更に上昇した。ラッセル2000は1.38%高で3営業日続伸となった。同指数はアウトパフォームを続けているが、米中貿易協議への期待が外れることを示しているかもしれない。投資家が貿易戦争はすぐに終わると信じているのであれば、関税引き下げへの期待が高まるため、大型株が好まれ、小型株は下落するはずである。

S&P 500は0.97%高で4営業日続伸であり、全てのセクターで上昇した。利上げ鈍化の恩恵を受ける不動産で1.74%高、金融で0.08%高であった。

ダウ平均株価は1.09%高で3営業日続伸であった。第4四半期に高い出荷数であったボーイング(NYSE:BA)は3.79%高で同指数を牽引した。破産申請の検討が報じられたパシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(NYSE:PCG)は、大幅に下落して7.34%安となった。

NASDAQ Composite Daily Chart
NASDAQ Composite Daily Chart

昨日のナスダック総合指数は1.08%高で3営業日続伸であった。テクニカル的には、首吊り線を形成しており、10月から12月の新たなレジスタンスラインを裏付けた。さらに、50日移動平均線と100日移動平均線は200日移動平均線を下回っている。

UST 10-Year Daily Chart
UST 10-Year Daily Chart

米10年国債利回りは4営業日続伸であった。12月のFOMC議事要旨の公開を前に2.7を超えて上昇した。

DXY Daily Chart
DXY Daily Chart

その一方で、FOMC議事要旨の公開を前にドルは下落し、ハト派に転じたFRBに更に注目が集まるかもしれない。

WTI Daily Chart
WTI Daily Chart

中国政府は消費刺激策に乗り出し、WTI原油価格は8営業日続伸して50ドルを上回った。また、この政策によって産業金属も上昇した。しかし、下降フラッグを形成しており、下放れする可能性がある。

このフラッグがいつ解消されるかを予想するのは難しいが、我々の見解では、11月23日から12月17日のサポートラインと12月4日以降の下降トレンドライン、10月4日以降の下降トレンドラインが重なる点がポイントになると予想している。上図の「X」であり、51ドルと52ドルの間である。

今後

  • 本日は12月18、19日のFOMC議事要旨が公開される。木曜日にパウエル議長はワシントンエコノミッククラブで演説する予定である。
  • 英国議会で英国EU離脱案の審議が再開され、テリーザ・メイ英首相は1月14日の議会投票における勝利を模索している。

市場の動き

株式

為替

  • ドルインデックスは0.1%安
  • ユーロは0.2%高の1.1464ドル
  • ポンドは0.1%高の1.2735ドル
  • は0.1%安の1ドル108.85円

国債

  • 米10年国債利回りは1ベーシスポイント(0.01)下落し2.72%
  • 10年国債利回りは1ベーシスポイント(0.01)上昇し1.284%、1週間で最も高い水準

コモディティー

  • WTI原油は1%高の1バレルあたり50.26ドル、3週間で最も高い水準、8営業日続伸
  • は0.2%安の1オンス当たり1282.93ドル、1週間で最も低い水準

FRB議事要旨を前に株価は上昇、原油価格は再び50ドルへ
 

関連記事

FRB議事要旨を前に株価は上昇、原油価格は再び50ドルへ

意見を投稿する

コメントガイドライン

他のユーザーと交流したり、あなたの見通しを他の人と共有したり、筆者に質問するにはコメントを使うことをお勧めします。

我々みんなが高いレベルの議論を維持するために以下の事を心に留めてください。

  • 会話を豊かにしようとする。
  • 集中し、主題から外れない。論じられたトピックに関することだけを書きこむ。
  • 敬意を示す。否定的な意見も、前向きに相手を思いやった表現に言い換える。
  • 句読点や大文字小文字などは、標準のライティングスタイルを使う。
  • 注意:スパムやコメント内の宣伝のメッセージやリンクは省かれます。
  • 著者や他のユーザーを冒涜、中傷する個人的攻撃は禁じます。
  • 日本語でのコメントのみ許されています。

スパムや乱用の加害者は、サイトから削除され、Investing.comの裁量により今後の登録が禁じます。

あなたの考えをここに書いてください
 
本当にこのチャートを削除しますか
 
投稿する
:にも投稿する
 
添付のチャートを新しいチャートと置き換えますか?
1000
良くないユーザーレポートのために、現在コメントすることができません。このステータスは当社モデレーターが再確認します。
1分待ってから再度コメントしてください。
コメントをありがとうございます。担当者が承認するまでコメントは掲示されません。掲示されるまで少しだけお時間がかかります。
 
本当にこのチャートを削除しますか
 
投稿する
 
添付のチャートを新しいチャートと置き換えますか?
1000
良くないユーザーレポートのために、現在コメントすることができません。このステータスは当社モデレーターが再確認します。
1分待ってから再度コメントしてください。
コメントにチャートを挿入する
ブロックを確認

本当に%USER_NAME%をブロックしたいですか。

ブロックすると、あなたと%USER_NAME%はお互いのInvesting.comへの投稿を見ることができなくなります。

%USER_NAME%は無事ブロックリストに追加されました

この人のブロックを解除したばかりなので、再度ブロックするには48時間待つ必要があります。

このコメントを報告してください

このコメントについて下記のように感じます

コメントに印がつきました

ありがとうございます!

報告は、確認のため管理担当に送られました
免責条項: Fusion Media would like to remind you that the data contained in this website is not necessarily real-time nor accurate. All CFDs (stocks, indexes, futures) and Forex prices are not provided by exchanges but rather by market makers, and so prices may not be accurate and may differ from the actual market price, meaning prices are indicative and not appropriate for trading purposes. Therefore Fusion Media doesn`t bear any responsibility for any trading losses you might incur as a result of using this data.

Fusion Media or anyone involved with Fusion Media will not accept any liability for loss or damage as a result of reliance on the information including data, quotes, charts and buy/sell signals contained within this website. Please be fully informed regarding the risks and costs associated with trading the financial markets, it is one of the riskiest investment forms possible.
Googleから登録する
または
メールで登録する