[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した8月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.5%増と市場予想に一致した。一戸建て住宅および集合住宅への支出が増加した。ただ、住宅ローン金利が約23年ぶりの高水準にあるため、勢いは弱まる可能性がある。
7月分は0.7%増から0.9%増に上方修正された。
8月の前年同月比は7.4%増だった。
民間部門の建設支出は0.5%増加。7月は1.2%増加していた。住宅建設は0.6%増。前月は1.6%増だった。
集合住宅の建設支出は0.6%増加。一戸建て住宅の建設支出は1.7%増加した。
非住宅建設は0.3%増。製造業の建設支出は1.2%増加した。
公共部門の建設支出は0.6%増。7月は0.1%減だった。州・地方政府の建設支出は横ばいだったが、連邦政府が7.8%急増した。