20日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあいとなり、足元123円90銭付近で推移している。
東京市場は欧米株安を嫌気し、リスク回避的な動きが弱まっていないようだ。
ただ、日経平均株価の下げ幅が一時100円超に拡大したものの、顧客筋のドル買いが観測され、ドルは123円80銭台で下げ止まった。
足元で国内株の下げは想定の範囲内との見方から、現時点では目先ドル売りに振れるとの警戒感は低いとみられる。
ただ、前日の取引で一時5%安から切り返した上海総合指数は、今日はやや弱含む展開で、引き続き値動きが注目される。
前日のように上海株が大きく下げる場面ではドル売りが広がる可能性もある。
ここまでは、ドル・円は123円79銭から123円94銭、ユーロ・円は137円76銭から138円10銭、ユーロ・ドルは、1.1115ドルから1.1148ドルで推移している。
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