[4日 ロイター] - アドビ・アナリティクスによると、米国で2023年年末商戦(11月1日━12月31日)のオンライン支出が4.9%増の約2221億ドルに達した。積極的な値引きに加え、後払い決済サービス(BNPL)が消費意欲を支援したもよう。
アドビの事前予想は2218億ドル。22年は3.5%増だった。
23年の年末商戦で、BNPLの利用は14%増加した。値引きは電子機器に集中し、最高で31%オフと、前年の25%を上回った。
米クレジットカード大手、マスターカードは先週、11月1日―12月24日の米年末商戦の小売売上高が前年同期より3.1%増えたとの調査結果を発表した。増加率はマスターカードが9月に予想した3.7%を下回った。