[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日発表した2023年12月の非製造業総合指数は50.6と前月の52.7から低下し、23年5月以来の低水準となった。雇用指数は約3年半ぶりの低水準となり、米経済の約3分の2を占める非製造業部門の大幅な鈍化が示された。
エコノミスト予想はほぼ横ばいの52.6。指数は50が拡大・縮小の分岐点となる。
新規受注指数は52.8と、前月の55.5から低下。輸出受注の伸びも大きく鈍化した。
価格指数は57.4と、58.3から低下した。
雇用指数は43.3と、前月の50.7から低下。新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)の第一波に見舞われた時期
に重なる20年7月以来の低水準となった。