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個別銘柄戦略:全般動きにくい中で決算銘柄などに関心向かう

発行済 2016-04-27 09:08
更新済 2016-04-27 09:33
個別銘柄戦略:全般動きにくい中で決算銘柄などに関心向かう
アップルの決算は予想外に悪化、時間外取引で大きく売り込まれており、CME水準までの上昇は難しい状況と考えられる。
とりわけ、電子部品各社などには一段の警戒材料につながっていこう。
ただ、本日は悪影響を受けようが、悪材料は相当程度織り込んでおり、決算発表がアク抜けムードへとつながっていくことになろう。
一方、原油市況の上昇で資源関連には関心が向かおう。
資源開発へ政府が資金枠との報道なども支援材料と捉えられるか。
全般的に明日の日銀決定会合を控えて様子見ムードは崩せないと見られ、決算発表銘柄などへの個別物色が中心となろう。
昨日の決算ではキヤノンがネガティブ、円高の悪影響以上の減益幅となっている。
ただ、売り一巡後は配当利回りが下支えに。
一方、信越化学は相対的にポジティブと捉えられる。
小糸製やJFEHDなどは今期見通しが保守的過ぎると捉えられるかどうかが焦点に。

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