サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

ステップ Research Memo(8):期初計画を据え置き、売上高は上振れも

発行済 2015-06-08 16:40
更新済 2015-06-08 17:00
ステップ Research Memo(8):期初計画を据え置き、売上高は上振れも
9795
-
■今後の見通し (1) 2015年9月期の業績見通し ステップ (TOKYO:9795)の2015年9月期の業績は売上高が前期比4.0%増の9,471百万円、営業利益が同2.5%増の2,253百万円、経常利益が同2.7%増の2,280百万円、当期純利益が同5.3%増の1,427百万円と期初計画を据え置いている。
ただ、前述したように4月の生徒数は前年同月比で8.4%増と想定を上回っており、足元においても生徒数は順調に拡大していることから、売上高に関して前期比5~6%程度の増収となる可能性が高い。
生徒数に関しては期中平均で見ると7~8%程度の増加となる見通しだ。
増収率が生徒数の伸びよりも低くなるのは、新設校の増加により高校1年生や中学1年生など平均単価の低い生徒の割合が増加するためだ。
ただ、今後も生徒数の増加ペースが落ちなければ、来期以降の増収率はさらに高まっていくことが予想される。
一方、利益ベースではほぼ計画どおりに推移するものと予想される。
7月に小中学部のスクールを1校(市が尾)新たに開校することが決まり、立ち上げ費用が増加するためだ。
同社の場合、新規開校の時期は新年度が始まる直前の2~3月頃が多いが、市が尾エリアは東急田園都市線の激戦エリアで不動産物件が出にくいエリアの1つでもあったことから、今回は拠点を開設することを優先した格好だ。
なお、高校受験対策としては神奈川県で2013年度から新たに導入された特色検査の成績が合否判定でより重要になってきていることから、同社では特色検査対策講座や模擬テストの実施に加えて、学校別の対策も秋から取り組んでいるなど、合格者数のアップに向けた体制を進化させている。
また、大学受験においては生徒の多様なニーズに応えるためのガイダンスの実施や、チューターも含めたサポート体制の整備、教師の教務力育成などに引き続き注力していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます