政府の「戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）」に自動運転技術が盛り込まれ、国内の自動車メーカー、部品メーカーが自動運転技術の開発を活発化している三菱電機 (TOKYO:7467)は、レベル3の自動運転技術を早期に開発し、2017-18年をめどに一部の運転支援システムの量産化を目指すと伝えられている
政府が進める自動運転プロジェクトのロードマップによると、レベル1は、加速・操舵・制動のいずれかを自動車が行う状態である「安全支援システム」であり、実現済みレベル2は、準自動走行システムであり、レベル1のうち複数の操作を同時に行う状態レベル3は、緊急時のみ運転手が対応する状態そしてレベル4は、運転手がまったく関与しない状態である
この分野ではセンサーなどの分野が本命として期待されているほか、オーディオ3社の動向が注目されるスマートフォン（スマホ）などの台頭からAV（音響・映像）機器が大苦戦となるなか、カーナビゲーションが収益の柱にカーナビにはにはADAS（先進運転支援システム）や自動運転に使える3次元地図への要求が高まってくる自動運転の開発に関係がある「車線を認識できるカーナビゲーション技術」なども注目されよう
また、自動運転の統合コクピットとして注目されるのが、電子コックピット電子コックピットは液晶ディスプレー上に車の各種情報をデジタル表示するメーターや地図情報のほか、車載カメラで映した車後方の映像などを総合的に映し出すものフロントガラスにフルカラー高精細の安全運転支援情報などを表示することも可能にしており、実用化が期待される
(TOKYO:3156)クラリオン ｛Google対応ナビ｝
{{|0:}}パイオニア ｛3次元計測機器を開発｝
(TOKYO:6723)ＪＶＣケンウッド ｛運転支援システム（ADAS）に対応した電子コックピット｝
{{|0:}}ソニー ｛画像センサー、ZMPに出資}
{{|0:}}日本精機 ｛HUD生産（ヘッドアップディスプレー）の世界シェア｝
(TOKYO:4310)岡本硝子 ｛HUD（ヘッドアップディスプレー）用凹面鏡｝
{{|0:}}パスコ {地図ソリューション}
{{|0:}}アルプス電気 ｛アルパインを傘下に持つ｝
{{|0:}}ドーン {地理情報システム}
(TOKYO:6779)萩原電気 ｛クラウド経由で運転を制御できるシステム｝
(TOKYO:6902)UKC−HD ｛ソニー製の電子部品商社｝
(TOKYO:6929)DMP ｛車載機器向け画像処理半導体｝
(TOKYO:9474)ルネサスエレク ｛車載用マイコンで世界トップ｝
(TOKYO:9475)アートスパーク ｛ZMPの共同開発・研究｝
{{|0:}}セック ｛ロボット事業は介護から自動運転技術に照準｝
(TOKYO:9995)ドリームインキュベータ ｛ZMPへ出資｝
(TOKYO:2432)アイサンテクノ ｛自動運転車向けの車載コンピューター「アイザック」｝
大泉製作所 ｛自動運転車用センサを手掛ける｝
ネクスＧ ｛ZMPと提携｝ 日本電波工業 ｛カメラやミリ波レーダー用水晶振動子｝ デンソー ｛自動車部品の最大手企業｝ 日本セラミック ｛超音波センサや赤外線センサ｝ ゼンリン {住宅地図やカーナビソフト} 昭文社 {詳細地図データ} 富士エレクトロニクス ｛ZMPへ出資｝ イーストン ｛ルネサス製品の取扱比率は約8割｝ ディーエヌエー ｛自動運転技術を活用した旅客運送事業の研究・開発｝