21日の東京市場は買い先行の展開となろう。
20日の米国市場では中国の景気刺激策が好感されるなか、NYダウは200ドルを超える大幅な反発をみせた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の19700円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好から始まろう。
ただし、中国人民銀行による預金準備率引き下げについては織り込み済みであり、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。
引き続き中国市場の動向にも振らされやすく、業績等を手掛かりにした個別物色が続きそうである。
日経平均は前日の下げ渋りにより25日線での底堅さが見られている。
同線が支持線として意識されるようだと、足元で調整が強まっていた銘柄などには、いったんはリバウンド狙いの資金が向かいやすい。
その他、経済指標では百貨店売上高の発表が予定されており、春節効果の反動がどの程度表れているかが注目される。
また、総務省は地方に外国人観光客を呼び込むため、無料で使える公衆無線LAN「Wi-Fi」の整備を加速すると報じられており、関連銘柄への物色がみられるかも注目したいところだ。
テクノスジャパ {{|0:}}の子会社テクノスデータサイエンス・マーケティングは、ZMPとデータ解析で資本提携を発表。
これが自動運転やビッグデータ関連等へのテーマ物色に向かわせるかが注目されよう。