(前営業日比)
日経平均<.N225> 9145.22 -108.24
同9月限<0#2JNI:> 9130 -140
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[東京 16日 ロイター] 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落。円高警戒や
景気先行き不透明感でハイテクや自動車など主力輸出株がさえない。4―6月期実質国内
総生産(GDP)が前期比プラス0.1%となり市場予想のプラス0.6%を下回ったこ
ともネガティブ要因となっている。
市場ではGDPについて「外需も予想よりも弱かったが、それ以上に内需の弱さが目立
つ。景気の先行き不透明感が強まっているほか、設備投資の弱さは円高で国内から海外に
投資姿勢がシフトしている可能性もあろう。政策効果が減少していくなかで内需の予想以
上の弱さは株価へのネガティブ要因になりそうだ」(コスモ証券・投資情報部担当課長の
田口はるみ氏)との声が出ている。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)