■NY株式:ダウは13ドル高、ギリシャ債務返済を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18100.41 終値 :5218.86
前日比:+13.96 前日比:+8.72
始値 :18085.91 始値 :5223.18
高値 :18137.12 高値 :5231.94
安値 :18064.50 安値 :5201.49
20日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は13.96ドル高の18100.41、ナスダックは8.72ポイント高の5218.86で取引を終了した。
主要企業の好調な4-6月期決算を受けて買いが先行。
ギリシャ政府が欧州中央銀行(ECB)保有の国債償還で42億ユーロを支払ったほか、国際通貨基金(IMF)に対しても滞納分の20億ユーロを返済し、欧州株が上昇したことが好感された。
一方で前週に大幅上昇したことや、今週の企業決算内容を見極めたいとの思惑もあり、利益確定の売りも散見され、上値も限られた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、電子決済サービスのペイパル(PYPL)のスピンオフ(分離)を完了し、両社とも上昇。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)や石油サービスのハリバートン(HAL)は決算内容が好感され、堅調推移。
航空・防衛などの複合企業のロッキード・マーティン(LMT)は、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)のヘリコプター部門を90億ドルで買収合意し買われた。
一方で、鉱山会社のニューモント・マイニング(NEM)は金相場の下落を受け、軟調推移となった。
ITサービスのIBM(IBM)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円30銭、米9月利上げ観測受けたドル買い強まる 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円39銭まで上昇後、124円19銭へ反落して124円30銭で引けた。
ブラード米セントルイス連銀総裁がTVインタビューで、9月FOMCでの利上げ確率が「50%以上」との見解を明らかにしたため、利上げを織り込むドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0870ドルへ上昇後、1.0808ドルへ下落して1.0824ドルで引けた。
ギリシャが本日期限を迎えた欧州中央銀行(ECB)保有の国債を償還したことや、国際通貨基金(IMF)に対しても延滞していた6-7月分の約20億ユーロの返済を完了したとの報道、3週間ぶりのギリシャの銀行の営業再開を好感したユーロ買いが優勢となった。
その後、米国の利上げ観測を受けたドル買いに反落した。
ユーロ・円は、ギリシャ情勢の安定を好感したユーロ買いに135円03銭へ上昇後、134円40銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.5550ドルから1.5608ドルへ上昇した。
英中銀による年内の利上げ観測を受けたポンド買いが継続。
ドル・スイスは、0.9614フランから0.9649フランへ上昇した。
■NY原油:続落で50.15ドル、イラン輸出増への警戒感から売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:50.15↓0.74)。
50.76ドルから49.85ドルまで下落した。
イランのザマニニア副石油相がこの日、原油輸出拡大について石油輸出国機構(OPEC)加盟国と協議中であることを明らかにしたことを受けて、世界的な供給過剰懸念による売りが優勢になった。
ザマニニア副石油相は、イランが制裁解除後3-4カ月で、原油輸出を日量50万バレル拡大し、1年以内に日量100万バレルを目指す、との方針を示した。
そのほか、米FRBの9月利上げ観測を受けたドル高傾向による割高感も、売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 18.12ドル +0.015ドル(+0.08%) モルガン・スタンレー(MS) 40.03ドル -0.170ドル(-0.42%) ゴールドマン・サックス(GS)212.35ドル -0.110ドル(-0.05%) インテル(INTC) 29.10ドル -0.370ドル(-1.26%) アップル(AAPL) 132.07ドル +2.450ドル(+1.89%) グーグル(GOOG) 663.02ドル -9.910ドル(-1.47%) フェイスブック(FB) 97.91ドル +2.940ドル(+3.10%) キャタピラー(CAT) 82.22ドル -0.940ドル(-1.13%) アルコア(AA) 10.19ドル -0.300ドル(-2.86%) ウォルマート(WMT) 73.09ドル -0.300ドル(-0.41%) スプリント(S) 3.81ドル -0.035ドル(-0.91%)
ダウ平均は13.96ドル高の18100.41、ナスダックは8.72ポイント高の5218.86で取引を終了した。
主要企業の好調な4-6月期決算を受けて買いが先行。
ギリシャ政府が欧州中央銀行(ECB)保有の国債償還で42億ユーロを支払ったほか、国際通貨基金(IMF)に対しても滞納分の20億ユーロを返済し、欧州株が上昇したことが好感された。
一方で前週に大幅上昇したことや、今週の企業決算内容を見極めたいとの思惑もあり、利益確定の売りも散見され、上値も限られた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、電子決済サービスのペイパル(PYPL)のスピンオフ(分離)を完了し、両社とも上昇。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)や石油サービスのハリバートン(HAL)は決算内容が好感され、堅調推移。
航空・防衛などの複合企業のロッキード・マーティン(LMT)は、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)のヘリコプター部門を90億ドルで買収合意し買われた。
一方で、鉱山会社のニューモント・マイニング(NEM)は金相場の下落を受け、軟調推移となった。
ITサービスのIBM(IBM)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円30銭、米9月利上げ観測受けたドル買い強まる 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円39銭まで上昇後、124円19銭へ反落して124円30銭で引けた。
ブラード米セントルイス連銀総裁がTVインタビューで、9月FOMCでの利上げ確率が「50%以上」との見解を明らかにしたため、利上げを織り込むドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0870ドルへ上昇後、1.0808ドルへ下落して1.0824ドルで引けた。
ギリシャが本日期限を迎えた欧州中央銀行(ECB)保有の国債を償還したことや、国際通貨基金(IMF)に対しても延滞していた6-7月分の約20億ユーロの返済を完了したとの報道、3週間ぶりのギリシャの銀行の営業再開を好感したユーロ買いが優勢となった。
その後、米国の利上げ観測を受けたドル買いに反落した。
ユーロ・円は、ギリシャ情勢の安定を好感したユーロ買いに135円03銭へ上昇後、134円40銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.5550ドルから1.5608ドルへ上昇した。
英中銀による年内の利上げ観測を受けたポンド買いが継続。
ドル・スイスは、0.9614フランから0.9649フランへ上昇した。
■NY原油:続落で50.15ドル、イラン輸出増への警戒感から売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:50.15↓0.74)。
50.76ドルから49.85ドルまで下落した。
イランのザマニニア副石油相がこの日、原油輸出拡大について石油輸出国機構(OPEC)加盟国と協議中であることを明らかにしたことを受けて、世界的な供給過剰懸念による売りが優勢になった。
ザマニニア副石油相は、イランが制裁解除後3-4カ月で、原油輸出を日量50万バレル拡大し、1年以内に日量100万バレルを目指す、との方針を示した。
そのほか、米FRBの9月利上げ観測を受けたドル高傾向による割高感も、売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 18.12ドル +0.015ドル(+0.08%) モルガン・スタンレー(MS) 40.03ドル -0.170ドル(-0.42%) ゴールドマン・サックス(GS)212.35ドル -0.110ドル(-0.05%) インテル(INTC) 29.10ドル -0.370ドル(-1.26%) アップル(AAPL) 132.07ドル +2.450ドル(+1.89%) グーグル(GOOG) 663.02ドル -9.910ドル(-1.47%) フェイスブック(FB) 97.91ドル +2.940ドル(+3.10%) キャタピラー(CAT) 82.22ドル -0.940ドル(-1.13%) アルコア(AA) 10.19ドル -0.300ドル(-2.86%) ウォルマート(WMT) 73.09ドル -0.300ドル(-0.41%) スプリント(S) 3.81ドル -0.035ドル(-0.91%)