ソフトバンク (TOKYO:9984):7320円(前日比-80円) 売り先行。
前日に決算を発表、営業利益は9827億円で前期比9%減益、従来予想や週末に伝わった観測報道値を上回る着地になっている。
ただ、今期会社予想の開示は見送られており、スプリント事業の不透明感が残る中で、今期業績鈍化への警戒感などが先行する状況となっているようだ。
また、足元の株式市場で関心が集まっている株主還元策に関しては注目されにくい銘柄だけに、目先はカタリスト不足になるとの見方なども。
シャープ (TOKYO:6753):203円(前日比+13円) 急反発。
週末の減資報道を受けて前日は急落する展開となったが、短期的には過剰反応との見方もあり、本日は短期自律反発を狙った動きなどが先行する格好に。
資本金は減少するものの株主資本は変化がなく、その後の増資などに関しても方向性は織り込まれる状態であったと捉えられる。
14日に決算発表を控える中で、ポジション整理のための買い戻しの動きなども。
ブリヂストン (TOKYO:5108):4693.5円(前日比-218円) 大幅反落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は1163億円で前年同期比1%減益、コンセンサスの1兆3000億円を下回る着地となっている。
比較的、業績は会社計画を上振れる傾向が強い銘柄であるほか、今期は原材料価格下落のプラス効果も期待されていただけに、減益決算にはネガティブなインパクトが先行する格好のようだ。
ミューチュアル {{|0:}}:630円(前日比+100円) ストップ高。
15年3月期業績の上方修正と期末配当の増額を発表している。
第3四半期決算発表時にも通期予想を上方修正していたが、これをさらに上回っての着地となる見込み。
営業利益見通しは従来の5.19億円から9.18億円へと引き上げた。
ユーザーにおける生産計画の前倒しや生産性向上設備投資減税の適用の動きが強まり、売上高が想定を上回った。
期末配当については従来予想の15.00円から23.00円に増額した。
タツモ {{|0:}}:796円(買い気配) ストップ高買い気配。
15年12月期の第1四半期(1-3月)決算を発表している。
営業損益は1.81億円の黒字(前年同期は2.96億円の赤字)で着地した。
半導体メーカーの設備投資が活発化していることを背景に、プロセス機器事業の売上が大幅に伸びた。
営業損益予想は上期が0.41億円の赤字、通期が2.00億円の黒字とされており、第1四半期は好調な滑り出しとの見方が広がっているようだ。
カルナバイオ {{|0:}}:930円(前日比+115円) 一時ストップ高。
国立研究開発法人国立がん研究センターと、11年5月20日付で締結したキナーゼタンパク質を標的とした新規がん治療薬の創製を目的とする共同研究契約の延長契約を締結すると発表している。
延長契約の期間は15年4月1日から17年3月31日までの2年間。
エスケーアイ {{|0:}}:383円(前日比+57円) 一時ストップ高。
15年12月期の上期(14年10月-15年3月)決算を発表している。
営業利益は前年同期比34.5%増の3.98億円となり、従来予想3.04億円を上回って着地した。
同社各店舗での効率性改善等により利益率が向上したほか、子会社のセントラルパートナーズで保険の継続率が改善。
また、エスケーアイマネージメントでも各葬儀会館での積極的な営業施策が奏功したという。
なお、通期業績予想は据え置きとしている。
ヤマウ {{|0:}}:439円(前日比+69円) 一時ストップ高。
15年3月期決算を発表している。
営業利益は前期比44.4%減の7.98億円となり、4月30日に発表した修正予想に沿った着地となった。
また、16年3月期業績については、売上高が同1.3%増の210.00億円、営業利益が同1.4%増の8.10億円と増収増益の見通し。
大型分割カルバートの開発等による技術・提案力の強化に加え、生産性・採算性の向上による収益力の強化などに取り組むとしている。