■業績動向
3. 財務状況と経営指標
EMシステムズ (T:4820)の2018年3月期第2四半期末における総資産は20,945百万円となり前期末に比べ402百万円減少した。
これは法人税等の納付、期末配当並びに借入金の繰り上げ返済等により現金及び預金が654百万円減少したことが主要因である。
負債合計は5,933百万円と前期末に比べ1,351百万円減少した。
これは流動負債が短期借入金や支払手形及び買掛金の減少により539百万円減少したことに加え、固定負債が長期借入金の減少などにより811百万円減少したことが主要因である。
一方、純資産は、主に利益剰余金の増加などにより前期末に比べ949百万円増加し15,012百万円となった。
経営指標について見ると、業績拡大に伴う利益の蓄積が進んだことで健全性を表す自己資本比率は71.1%へ上昇(前期末は65.4%)したほか、流動比率も293.9%(前期末は264.0%)へ上昇した。
また、長期借入金の返済により有利子負債比率は6.4%(前期末14.9%)へ低下するなど、財務の健全化が着実に進んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
3. 財務状況と経営指標
EMシステムズ (T:4820)の2018年3月期第2四半期末における総資産は20,945百万円となり前期末に比べ402百万円減少した。
これは法人税等の納付、期末配当並びに借入金の繰り上げ返済等により現金及び預金が654百万円減少したことが主要因である。
負債合計は5,933百万円と前期末に比べ1,351百万円減少した。
これは流動負債が短期借入金や支払手形及び買掛金の減少により539百万円減少したことに加え、固定負債が長期借入金の減少などにより811百万円減少したことが主要因である。
一方、純資産は、主に利益剰余金の増加などにより前期末に比べ949百万円増加し15,012百万円となった。
経営指標について見ると、業績拡大に伴う利益の蓄積が進んだことで健全性を表す自己資本比率は71.1%へ上昇(前期末は65.4%)したほか、流動比率も293.9%(前期末は264.0%)へ上昇した。
また、長期借入金の返済により有利子負債比率は6.4%(前期末14.9%)へ低下するなど、財務の健全化が着実に進んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)