[ダブリン 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は26日、12月の理事会では要因次第で多少異なる決定を下す可能性もあるという考えを示した。
記者団に対し「数週間前であれば、見通しは9月時点からやや悪化していると答えただろう。しかし、今後は新型コロナウイルスワクチンの存在や、それが経済活動や景気回復に及ぼす影響も考慮する必要がある」と述べた。
さらに「不確実性は重要な問題であり、どのような決断をすべきか、かなり難しくなっている。多少異なる決定に導く要因はあるかもしれないが、最終的には必要な決定を下す」とした。