1347GMT 19日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
22日終値 前営業日終値
株 FT100 5352.07(‐ 6.10) 5358.17
クセトラDAX 5688.44(‐33.61) 5722.05
金 現物午後値決め 1115.25 1112.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 99.330 (+0.000) 0.290(0.280)
独連邦債2年物 0.997(1.011)
独連邦債10年物(3月限) 122.86 (+0.20) 3.262(3.283)
独連邦債30年物 3.996(4.018)
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<為替> ドルが小幅下落。米連邦準備理事会(FRB)が前週18日、公定歩合引き
上げを発表した影響が薄れるなか、リスク選好が若干改善し米株価が上昇した。
ユーロ/ドル
が根強く上値は重い。ドルは対円では小幅安で推移した。
<株式> ロンドン株式市場は6営業日ぶりに小反落。ディフェンシブ銘柄が売られ、
相場を押し下げた。一方、金融セクターの一角が週内に業績発表を控えるなか、銀行株は
上昇した。
医薬品グラクソ・スミスクライン
米上院のボーカス議員、グラスリー議員が20日発表した報告書によると、米食品医薬
品局(FDA)の2人の検査官は、2008年10月のメモで、グラクソの糖尿病治療薬
「アバンディア」について競合薬に比べて心臓へのリスクが高いと結論付け、販売中止を
勧告した。
競合のアストラゼネカ
その他のディフェンシブ銘柄では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
1.1%安、酒類ディアジオ
安。
半面、銀行株は買われた。週内に発表されるロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)
っている。
銀行セクターのギリシャ債務問題へのエクスポジャーに対する懸念も和らいでいる。
RBSは3.6%高、ロイズは2.3%高。
前週、通期決算が予想を上回ったバークレイズ
HSBC
欧州株式市場は6営業日ぶりに反落。医薬品・食品株の売りが優勢となったが、全般的
に引き続き上昇の勢いが見られるとアナリストは指摘した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.90ポイント(0.28%)安
の1023.15。一時は3日以来の高値である1028.54をつけた。出来高は90
日平均の約85%だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は15.25ポイント(0.55%)安
の2778.12。
グラクソ・スミスクライン
議員が20日発表した報告書によると、米食品医薬品局(FDA)の2人の検査官は、
2008年10月のメモで、グラクソの糖尿病治療薬「アバンディア」について競合薬に
比べて心臓へのリスクが高いと結論付け、販売中止を勧告した。
その他の医薬品株も安い。アストラゼネカ
ィ・アベンティス
バークレイズ・ウェルスのアナリスト、ヘンク・ポッツ氏は「過去数営業日にわたりか
なり上げていたので、一服商状となってもおかしくない。最近の回復は、現在の投資環境
で依然として株式に需要があることを示している。マクロ的環境は幾分安定化し、ギリシ
ャをめぐる懸念は少なくとも短期的に棚上げされている」と述べた。
ギリシャ中央銀行のプロボポラス総裁は、ギリシャ政府が財政健全化を達成するために
追加的財政措置を実施する用意は整っているとの考えを示した。ブルームバーグとのイン
タビューで、「経済成長などにリスクが生じる場合でも、政府は即時に是正措置を講じる
用意ができている」と語った。
食品株も軟調。ユニリーバ
0.9─2%安。
エネルギー株は原油価格の下落に圧迫された。ロイヤル・ダッチ・シェル
BGグループ
一方、金融株は高い。スタンダード・チャータード
クレイズ
スコットランド(RBS)
%値上がりした。
前週19日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)統計では、総合指数が前月比の伸
びが市場予想を下回り、食品・エネルギーを除くコア指数は1982年12月以来初めて
低下した。金利を長期間低水準に据え置くとのFRBの姿勢が裏付けられる形となり、一
部で楽観的見方が広がった。
世界的な景気回復期待を背景に鉱山株も買われた。アントファガスタ
ティント
NRC)
仏通信機器メーカー、アルカテル・ルーセント
・アメリカ・メリルリンチが買い推奨リストに加えた。
<ユーロ圏債券> 薄商いのなかほぼ横ばい。ギリシャ支援に関する報道が否定される
なか、同国の国債発行が焦点となった。
ユーロ圏加盟国が200億─250億ユーロ(270億─337億ドル)の金融支援を
分担してギリシャに対し実施する計画をドイツ財務省が「素案」として策定したと報じら
れたが、欧州委員会とドイツは報道内容を否定した。
金融支援報道を手がかりに10年物のギリシャ国債と独連邦債との利回り格差は3ベー
シスポイント(bp)縮小して314bpとなったが、その後の否定を受けて一部押し戻
された。
市場では、次のギリシャの10年債の発行時期が焦点との声が聞かれた。
KBCのストラテジスト、ピート・ラメンス氏は「4月と5月の大型償還に向けた財源
確保もこれからで、時期は着実に迫っている。市場の動きは見られないとしても、投資家
は何か大きなイベントが起きることを見守っている」と述べた。
ギリシャのパパンドレウ首相は英BBC放送とのインタビューで、ギリシャの借り入れ
の必要性は3月半ばまで満たされており、政府はこれまで債務削減計画で示した目標を達
成しているとした。
ギリシャの10年国債発行予定は2月下旬もしくは3月上旬に発表される見通し。
独連邦債先物3月限
独連邦債10年物
物
[東京 23日 ロイター]