日経平均は反落55.27円安の16620.18円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えた7日の米国市場ではNYダウが一時18000ドルを回復したほか、原油相場の50ドル乗せを背景に続伸で始まったしかし、債券市場や為替市場を睨みながらの展開となるなか、その後はこう着感が強まっている前引けにかけては円相場が再び1ドル106円台に突入するなか、日経平均はマイナス圏に
セクターでは石油石炭、空運、パルプ紙、鉱業、海運がしっかり半面、保険、鉄鋼、その他金融、非鉄金属、ガラス土石、不動産が冴えない東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている売買代金上位では、ブランジスタ {{|0:}}、グリーンペプタイド {{|0:}}、SOSEI {{|0:}}、アキュセラ (T:6954)、ファナックがしっかり
日経平均は下げに転じているが、一目均衡表ではちょうど雲の中での推移をみせている寄り付き直後に雲上限を捉える場面もみられたが、これに跳ね返される格好から、雲下限に接近しているこの雲を上下いずれかに放れる動きをみせてくるかを見極めたいところである遅行スパンについては、実線の切り下がりによって上方転換シグナルを発生してくる
もっとも、後場も引き続き債券市場と為替市場を睨みながらの展開また、先物オプションSQを控えていることから、大きなトレンドは出難いだろう為替動向からは売り仕掛けが出やすい局面とみられるが、来週には日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、仕掛けづらいであろう日経平均は雲の中でのこう着が続くなか、マザーズ銘柄などでの短期的な値幅取り狙いが中心になろう(村瀬 智一)